小学生の男の子

時々見かけていた。

とっくに登校時間は過ぎて小学生達は既に学校で通学路を歩いている子なんていないのに、ひとり通学路を歩いて行く男の子。

こんな時間にどうしたのかなぁと気になったりしていたのです。

その子が今日はRを迎えに行く細い道の途中で道草してひとりで遊んでいました。
そして私がバス停で待っている所を通りかかった時に「こんにちは~」と声をかけてきてくれたので「こんにちは」とお返事。

お返事すると今度は
「何番のバス待ってるの?」
「学校のバス待ってるの」
「学校のバスって何色?」
「白っぽいの」
「電車みたいな色の?」
電車みたいなイメージ、何となく解ると思い「そう!」
「それなら知ってる。見たことある。」
対向車線を通りすぎたバスを見て・・・
「今通った色のバスでミカン狩りに行ってきたんや」
「ミカン狩り行ってきたの?」
私の頭の中はあのバスで行くミカン狩りってどこだろう? どんなミカンだろう? と想像が大きく広がっていくのは置いといて(笑)
彼は「うん♪」とニッコリ。
言いたかった事はこれだったのかな~
それを言い終え私の反応をみてから、おもむろに、またの~んびりとした歩調で、その子は帰って行きました。

朝ひとりで歩く姿を見て何となく切ないような気持ちになっていたけれど話してみると、この子の世界観の中で自分のペースでいるだけなのかな。